長い間筆を動かしていないが、考えは一日も休まずに続いている。自分に言いたいことはあるか？たくさんある。人との関わりは、長くて退屈な日々の中で陳腐になるか、重要な瞬間だけなのか？私の道はどこにあるのか？世界中の多くの人の道はどこにあるのか？自己を捨てること、現実を捨てることは本当に解放なのか？
私の心は空っぽで、さっき書いた言葉も風のように消えてしまった。今日は悲しみも喜びもない日だ。表現欲もほとんどなく、自分自身が老いた人のように、言葉の間でためらっているような気がする。
本当にそうなのか？あなたはそうなりたいのか？
自分の感情にはあまり気を使わないし、自己を捨てることさえも考えている。もし他の人が私から何かを奪って幸せになれるのなら、それは彼に任せる。私にとって「自己」というのは結局は詐欺だと思う。私が何を好きで、誰と一緒にいるのが好きで、どうやって快適さを感じるのか、ここには他の目的のために作り出されたものがあり、他の人が私のために他の目的のために設計したものがあり、本当に欲しいものは何か？この問題は私にとって考えるべき材料だ。私は本当に決断することができず、好きな相手や好きな生活を確定することができない。おそらく私はそれほど違わないと思う、リンゴの方が梨よりも良いとは限らないし、この人があの人よりも良いとは限らないし、このような生活があのような生活よりも快適とは限らない。おそらく私は迷っているのだろう、この無数の目が覗き見る時代において、私の好みは他人にあまりにも簡単に従われてしまう、無数の商品、無数の商人が私の「好み」を待っている。おそらく私は失うことを恐れているのだろう、一つを選ぶと他の選択肢がなくなってしまう、誰が最も良い選択を保証できるだろうか。好きというのは私にとって多くの困難を伴う、もし他人の好みがそれほど簡単で、私によって満たされることができるのなら、私はもちろん喜んでいる。自分自身を持たない人間として、私は自分の体力や知力を無償で世界に貢献し、生物電池となり、社会の細胞となりたいと夢見ている。しかし、それだけでは完全ではないようだ、私にはもう一つの願望がある、このすべてを捨てた後も生き残り、自分の方法で考え、生活しなければならないという願望だ。それによって、私が本当に自分を持っていることを証明できるような気がする。それによって、私には他人に奪われることのできない部分があることが証明できるような気がする。
この世界は私にそうなってほしいのか？私がこうなることを望んでいるのか？
私はこの世界の演出された部分が好きではない、それは私のために開かれているわけではないのに、わざとそのように見せかけているようだ。この世界はとても疲れている、私はもう多くを求めることができない。人々が築いた舞台の上で、私は大切な日にそれが崩れるのではないかと心配している。この世界は発展を切望している、利益を求め、華やかさを求めている、私はいつもその結末を心配している、それが多くの人と一緒に置き去りにしないことを願っている。
私は人が好きではない、彼らの固定観念的な姿勢が好きではない。もしかしたら私の目が悪くなったから、人をあのように見てしまったのかもしれない。私はそれを必要としない、私は自分自身を隠すための象徴的な鎧やシンボル化されたイメージは必要ないと思う。ただ、このような長々とした自己表現もただの煩雑な自己隠蔽に過ぎない。
もう言わない、思い慕う点滴が私の生活を空に投げ出すことができるように。次の雨が降る時、少し楽しく感じるかもしれない。このようなつまらない言葉を少なく書こう。